今日は午後から助産師さんを迎えて赤ちゃんやわらか抱き方講座がありました。
ご参加下さった親子は3カ月~9カ月の赤ちゃんとお母さん。6組のご参加でした。

赤ちゃんやわらかだっこ最初はお母さんも赤ちゃんも緊張されていましたが、すぐに和やかな雰囲気になりました。やわらか抱き方講座1

まずは、基本の抱っこをします。そのあと、赤ちゃんをまあるく抱いたり、飛行機のポーズに挑戦・・・

赤ちゃんは「落ちたくない」から、ちゃんとしがみつくんだね。

やわらかだっこ

今日こられた赤ちゃん6人のうち、4人は最近はやっている○○○という腰で支えるタイプの抱っこ&おんぶひもを使っておられました。

で、気がついたことがあったので、参加された方にお話をしたことを、ここでもちょっと書きますね。

腰で支えるタイプのだっこひもは、しっかりしているし、手も離せるし・・・便利ですよね。

ただ、このタイプの抱っこひもを使うとき、「赤ちゃんのため」に気をつけてくださいね。

腰で支えると、赤ちゃんの足がだらんとぶら下がる感じになるので、

その体勢では、赤ちゃん自身の「しがみつく力」が育ちにくいですよね。

おなかにも力が入らない

赤ちゃんはママに抱かれたとき本能で「落ちたくない」と思うので、

自分の太ももでママのおなかの辺りをぎゅっと挟むし、

自分の身体をママのほうにもたれかかり、ママの服なんかをぎゅっと持ったりします。

そんな「落ちたくない」と自分の身を守るための身体の動きは、

その後、寝返りをしたり、お座りをしたり、はいはいをするときに必要となります。

赤ちゃんは抱っこをしてもらっている間に、次の動作の「筋トレ」をひそかにやっているのかな・・・

腰で支えたいところをぐっと我慢して、腰の辺りにベルトを巻きつけよう・・・

そして、赤ちゃんの足を、ママのウエストあたりに絡ませよう。素手の抱っこもその位置

それを繰り返すことで、赤ちゃん自身のしがみつく力がついてきます。

そしたら、8キロの赤ちゃんも、2キロ分くらいは自分のしがみつく力で助けてくれる。

だから・・・大人が大人をだっこしたり、おんぶしたりできるんです。

おっと・・・長く書きすぎた・・・

次回は、赤ちゃんの背中のそりや、緊張があるといわれたときの対応など、又書きたいと思います。